八百楽(やおら)農園



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豊富で良質な"水"に恵まれ、稲作農業が盛んな富山県。

平野部と五箇山を中心とした山岳部で構成される南砺市(なんとし)にて、独学の栽培で農薬や除草剤を一切使用せず、微生物の力を生かした発酵土で子どもも安心な露地いちごや、さつまいもを中心に野菜・お米も栽培してる「八百楽農園」をご紹介します。

インドの楽器「タブラ」奏者でもある代表の武部 洋明(たけべひろあき)さん[1983生まれ]

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武部さんの実家は兼業農家。

自身も「土」が好きで高校生の頃からずっと農には携わっていました。

ある年齢になった頃、職業について「そもそも仕事って何だろう?」と色々悩んだ時に出た答えが、食べる為に働く「農業」でした。 

工場に勤めてはみたが、違和感を感じ辞職。

その後、1年間WWOOF(ウーフ)で旅をしながら農業の研修をしたり、農業の会社にも勤めました。

20代前半、ずっと行きたかったインドへ旅に行き、色々な経験をするうちに"こうじゃなきゃいけない"という固定概念が180度変わり、大きなカルチャーショックを受ける経験をします。

その旅の経験で自由になった感覚が、今の八百楽農園の感覚にも役立っていると武部さんは話します。

なぜ無農薬なのかの問いに対し、武部さんは「畑作業が好きで色々な本を読む中で、世の中には様々な問題(環境破壊)がある事を知り、だからこそ未来的には絶対この農法に変わっていくんだろうと思ったし、それしか無いと思った」と語ります。

農園では毎年いちご狩りを開催していて食べ物(いちご)アレルギーだと思っていた子どもが八百楽農園のいちごなら食べられる子たちが多く、実は遺伝子レベルでアレルギー化が進んでいるのではないかと武部さんは深刻そうに話しました。

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2015年から始まったEarth Bag(アースバッグ)プロジェクトは、農家になりたい若者が最初にぶつかる問題でもある販路作りに少しでも貢献できるようオーガニックファーマーズや色々なイベントなどを開催する場として、武部さんが南砺市の役所と連携して進めているプロジェクトのひとつ。

Earth Bagとは、土を詰めた土嚢袋を家の形状に積み上げていく事で建造する建物で、アメリカ航空宇宙局(NASA)で月面基地をEarth Bagで建造する事が検討されたり、火星などでも現地の土で建築可能と言われています。

気軽に立ち寄れる様な、畑で人が集まれる場所として2018年には完成を迎える予定。

八百楽農園のこだわりは、農園名にも込められている。

八百【やお】はたくさんの野菜、そして楽【ら】はたくさん楽しめるという事。

Earth Bag、いちご狩り、さつまいも掘りなど畑を通して人と繋がる農園を目指しています。 

 

36961.png 農家さんの実際の声を文字に起こした取材記事はジタブルジャーニー美土和 

 

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