つじ農園



fullsizeoutput_715.jpeg

三重県津市田井千年村にて、長い歴史と最新テクノロジーが融合した、たらふく農法で稲作を営む「つじ農園」をご紹介します。

田井村の歴史は古く、平安時代に編纂された「和妙類聚抄」に「田井郷」としてその名が登場。

豊かな土地で気候に恵まれ、美味しいものがたくさん採れることは、生産地として長い歴史が証明してくれています。

代表の辻 武史(つじたけし)さん[1976年生まれ]

fullsizeoutput_719.jpeg

たらふく農法とは、一般的なカテゴリでいう「慣行栽培」「減農薬栽培」「自然農法」と、一つの農法に縛られる事なく多角的に「米」と向き合う事で消費者から選択肢を奪わない、つじ農園独自の考え・農法です。

もともとは精密機械メーカーで航空宇宙製品のエンジニアをしていた辻さんは、ヨーロッパで働くキャリアを持つほどの敏腕でしたが、仕事へへの充足感もあり、実家の田んぼで米作りに専念することを決意。

前職で得た知見を生かし、つじ農園独自のベンチャー的な展開を広げています。

そのひとつにあるのが、ドローンを使った「ドローン米プロジェクト」。

栽培する田畑の様子・気候・風土を空撮し、生育状況のムラを数値化することで地表からは確認できない効率を図る新しい農業の形です。

とあるベンチャー企業と技術提携しながら、海外へ向けたマーケティングの開拓も行いつつ、健康志向というムーヴメントの中、高品質な食料を確保するのに日本をベンチマークしている海外とも交渉を進めています。

つじ農園がある田井千年村は、わかってるだけでも1300年ほど続いていて、早稲田大学研究チームと協力し、村の認証システムをどう構築していくかという「1000年村プロジェクト」にも参加しています。

fullsizeoutput_71f.jpeg

 様々な事に挑戦し続ける辻さんに、なぜ自然農法をしているかを伺うと辻さんはこう話しました。

与えられた情報だけで仕事するのが嫌なんですよ(笑)JAの指導だけでやるとかは主義じゃないんですよね。化学肥料にしても、ありとあらゆるものが用意されてるわけですよ。その中からどういう物を使うかは勉強しないと解らないのと一緒で、僕が自然農法をやってるのは、別に化学肥料使わなくてもよくない?って事をやりたいだけなんです。それは自分達の手元にある物を活用すれば良い形になるじゃんって、循環システムで効率的な物が出来るという1つのアプローチです。」

農園プロモーション活動の一環で「渋さ知らズオーケストラ」などでも活躍する、日本を代表するジャズピアニスト「スガダイロー」と各地で音楽イベントを開催していることも辻さんらしい個性が現れています。

つじ農園のこだわりは「自分が面白いと思ったことをやること」

今後も驚くような展開を期待したい農園のひとつです。 

 

 

36961.png 農家さんの実際の声を文字に起こした取材記事はジタブルジャーニー美土和 

 

つじ農園.pngb_simple_96_4L.png

1